施設を見学するとき、
「何を見たらいいのか分からない」「どこを比べたらいいのか迷う」
──そんな声をよく聞きます。
パンフレットでは分からない「施設の空気」を感じるチャンス。
せっかく足を運ぶなら、見るだけでなく「感じる」ことも大切です。
① 玄関・受付の雰囲気
最初に入った瞬間の印象は、とても大切です。
玄関の清潔さや受付の対応は、
その施設の「日常の丁寧さ」が自然と表れるところです。
スタッフのあいさつ、入居者の表情、
その場の空気に「安心感」があるかどうかを感じ取ってみてください。
② スタッフの対応・言葉づかい
見学のときだけでなく、
すれ違うスタッフがどんな対応をしているかにも注目です。
入居者への声かけや笑顔、目線の合わせ方など、
小さなやり取りの中に「本当の雰囲気」が隠れています。
一人ひとりを大切にしている施設は、
見ているだけでそれが伝わってきます。
③ 居室・共有スペースの様子
居室の清潔さ、におい、温度、明るさ。
どれも暮らしの快適さを左右する大事なポイントです。
また、共有スペースに入居者が集まっておしゃべりしていたり、
自然に笑顔が生まれているかどうかも、
その施設の「日常の豊かさ」を教えてくれます。
④ お風呂場や水まわりの清潔さ
実は、私たちが見学で特に気を付けて見ているのがお風呂場です。
利用する方にとってお風呂は「安心できる時間」。
だからこそ、掃除の行き届き方や備品の扱い方を見ると、
その施設がどれだけ丁寧に生活を支えているかがよく分かります。
共用部分の水まわり(トイレや洗面所など)も同じで、
清潔さやにおいの少なさは、
日々の管理体制を映す鏡です。
⑤ 管理・医療・緊急時の対応
万が一のときの対応は、
聞いておかないと分からない部分です。
- 夜間はどんな体制ですか?
- 体調が悪くなったときは、どのように対応されますか?
遠慮せずに聞いて大丈夫です。
施設の方も、きちんと説明してくれることで
「信頼関係の第一歩」が生まれます。
⑥ 暮らしのイメージを持てるか
見学の最後に、少し立ち止まって感じてみてください。
「この雰囲気なら安心して暮らせそう」
「ここで過ごす自分(家族)の笑顔が想像できる」
そう思えたら、それはとても大切なサインです。
見学は、「選ぶための確認」ではなく、
「安心を見つけるための時間」でもあります。
焦らず、一つひとつの施設と向き合いながら、
その人らしく暮らせる場所を一緒に見つけていきましょう。
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